7.下地塗装からウェザリング three A社製1/12塗装済完成品クレーテのカスタム&リペイント

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー

 

下地塗装の段階ですが、早速ウェザリングをしていきます。

こちらの作業はエイジングといってもいいのかもしれません。

 

一般的にウェザリングは塗装がきれいに完了してから入れることが多いと思いますが、私はなにしろこのウェザリングが好きで塗装の途中からどんどん汚しを入れていきます。


模型を作り始めた頃は、きちんときれいに塗装をしてからウェザリングをしていました。その理由は明快で実機があるとしたらきれいな「新車」の状態から使用状況に応じて徐々に傷つき汚れていくだろうと言う考えです。


しかし、そのやり方だと私の場合どうもウェザリングがわざとらしくなってしまうんですね。

 

傷や経年の様子がいかにも「やりました!」と言う感じになってしまって模型全体からその部分が浮いているように見えるのです。


それで、フィルタリング(模型表面にいくつもの薄い色の層を積み重ねていくこと。ランダムな塗料の混ざり具合により成功すれば複雑な色情報を表すことができます)などをやってみたのですが、結局、なんだか全体に汚い色の模型がひとつ出来上がってしまうという具合でした。


なにか違うと思いながら模型を作っていたのですが、ある時「えいや!」と思い、途中からどんどんウェザリングもやっていくようになりました。


そうすると、せっかく施した汚しや傷が、上から塗装することで消えてしまうこともあるんですが、まれにその塗装の層が思いもかけない効果をもってリアルさ、リアリティを醸し出すことがあることに気付きました。


それからはその偶然といいますか僥倖を追い求めて塗り重ねていくことをし続けています。

 

いまも試行錯誤の連続ですが、なんとなく狙った効果を出せるような感じになってきた気がします。
最近は、塗装自体の出来はテクニックの部分もあるとは思いますが、完成時のイメージと塗装作業の塩梅が大事という気がしています。

 

さて長々書いてしまいましたが、作業を始めましょう。
パステルです。

 

IMAG1864.jpg
パステルもろもろ


これは、戦車などAFV系ではメジャーなウェザリング材料で色付きのチョークみたいな物です。


これをヤスリで細かく擦って、粉末にします。そしてアクリル溶剤で溶き筆塗りしていきます。
使ったのはオレンジ色と茶色です。

 

これで手すり(?)部分の塗装をします。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
もともとかなりハイレベルな錆表現がされています。

 

パステルを使うと完全なつや消し状態になるので錆の表現にはぴったりです。


塗装と言いましたが、実際に一度で塗る面積は大きくても数mm程度、ほぼ点を打つ程度のときもあります。それを塩梅を見ながら少しずつ塗っていきます。


錆色で重宝するのがオレンジ色でこれが錆の中のチャームポイントになります。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー


錆にチャームポイントなんておかしいですが、すごく効果的だと思います。

 

そしてそのオレンジ色は塗ったら上からまた茶色系を小さく小さく被せていきます。

すると、一度塗っただけではできないリアルな表情の錆になります。


この作業をほかの手すり部分にも施していきます。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー

 

微妙に光沢を残してつや消しの部分との対比も出てきます。


忘れずに脚のスプリング部分もやっておきましょう。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー


そしてこの後、おそらく、冬季迷彩の白系の色も乗ってくるのでさらにフクザツな表情になってくれると思います。

 

次はエナメル塗料を使います。

 

歴戦のレッドブラウン
歴戦のレッドブラウン


こちらもウェザリングも含めて塗装全般に使われる塗料ですが、プラモデルの場合直接塗るとプラ素材が侵されて脆くなってしまうので取り扱いが難しい面があります。私はガンプラに使ってボロボロになってしまったことがあります。


大変リスキーな塗料にも関わらず、それでも使われているのは、拭き取りが容易なところでしょう。

間違っても消せるという考えもありますが、私にとってはどちらかというと塗料を薄く伸ばせるというところに利点があると思います。


いわゆるスミ入れ作業に使って溝や陰を強調していくのですが、先ほど使ったパステルを塗った部分に塗っていきます。

すると毛細管現象でエナメル塗料がじわっと浸透していくのですが、これが筆やエアブラシでは出せない絶妙な色になって出てきます。


レッドブラウンを全体に塗っていきます。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー

 

まるまる塗りつぶすのではなくなるべくランダムに、そして陰になりそうな部分を中心に塗っていきます。

 

エナメル溶剤で色を溶き色が付くかどうかくらいの濃度に薄めたものを繰り返し塗ります。

わざとらしくなったら拭き取るか、上からさらに塗り足します。


全体的に赤みを帯びてきました。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー

 

自分で言うのもなんですが、こちらにデカールを貼ってこの段階で完成としてもいいくらいのクオリティになっているのではないかと思います。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー


もともとの下地色グリーン系に加えてバフやグレー、エナメルの色味も加わっています。

表面はフクザツな色情報が現れています。

 

冒頭で駄文を書き連ねてしまいましたが、私の場合、下地と本塗装の境界はとても曖昧なのですが、ここまでで下地塗装は完了としていいかなと思います。


ここからまたグレーをのせて少しずつ冬季迷彩の方に寄っていきます。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー

 

冬季迷彩というのは、その昔は、通常の車体色の上から石灰を塗って表現していたことがあるそうでこのカラースキームのモチーフになっています。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー


石灰の層が剥げて、下地の機体色が見えたり透けたりしている感じを狙っていきます。


機体の上面は比較的、石灰が残っていて、よく動く足元はもうだいぶ石灰が落ちてしまってむしろ泥汚れやホコリが多いという感じにしていきます。


まずは石灰感を出すためにまた、パステルを使います。

 

パステル


石灰と言えば真っ白でいいのですが、演出も含めて少し青みを含んだ色の二色を使い表現が単調になるのを防ぎ表情を加えます。


先ほどと同様に粉末にしたパステルをアクリル溶剤で溶き、筆で塗っていきます。

 

パステル


できる限りランダムに石灰感を思いながら塗ります、塗ります。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー


いったん組み立てて塩梅を見ます。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
左:前作  右:今作


一気に前作の雰囲気に近付いてきました。
しかし、まだ色調が単調ですね。


ここからまたエナメル塗料の登場です。

溶接部分やボルトの部分から錆色の雨水が流れた跡の状態を表現します。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー


さらにブラックも投入します。

 

エナメル ブラック
歴戦のブラック

 

これでモールド部分の陰色に深みを加えます。

 

ブラックは通常の濃度だと主張が強いのでできる限り薄くして塗ります。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー


前作ではなんとなく終えてしまって私の中でちょっと反省点となってしまったパネルとの境目、ちょうつがいの部分に色を置いて本体と部品が分かれている感じを出しました。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー

 

反対側の機関部と比べて単調になりがちなこちら側の大事な見せ場ですのでここはやって正解だと思います。

 

今回は、かなり文量が多くなってしまいました。

大好きな塗装についてはやっぱり興奮が抑えられないのかもしれません。
砲塔部分もまだまだ塗らねばなりませんが足元と機関部はまだまだ塗装が必要ですので、次回はこちらもより塗装を積み重ねていきます。


はやく完成させなければいけませんね…汗。

 

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6.下地塗装 three A社製1/12塗装済完成品クレーテのカスタム&リペイント

クレーテ リペイント
エアブラシでスーパークリアを吹きました

塗装工程に入るにあたり、本体を保護する目的でクリアコートを全体にまんべんなく、厚めに吹きました。

 

ABSが主材質だと思われますので塗装による傷みはそれほど出ないと思いますが、この後の塗装工程ではかなりハードにウェザリングを行っていきますので転ばぬ先の杖で全体をコーティングしておきます。

 

クレーテ リペイント
クリアの効果でかなりぎらついてます。

 

かなり照り照り光沢になったと思います。

 

ここから塗装に入っていきます。

 

バフ
バフっていい色なんです。

 

タミヤアクリルのバフと明るめのグレーで下地になる色を塗ります。

 

下地にもともとの成形色のグリーンほかの色がありますのでそれが透けるくらいの濃度にして活かしていきます。全体をある程度塗った後、鋼鉄色も入れていきます。

 

クレーテ リペイント
まずはライトグレーから塗ります。

 

実は前作ではあまり鋼鉄部分の色はいじらなかったのですが、今回はどんどん手を入れていこうと思います。

 

クレーテ リペイント
前作は鉄色部分はあまり手を入れていませんでした…

 

ボルトや脚部なども塗っていきます。

 

クレーテ リペイント
金属色を置いています


私は塗りながらウェザリングや汚しもどんどん入れていくので、ここからはぱっと見た感じ、かなり進行具合がわかりにくくなるかもしれません。

 

クレーテ リペイント
今度はバフを塗っていきます


ウェザリングした上に基本塗装をまた塗ってみたり、ピグメントを使用した後にさらに色を載せたりしますので前後の写真でもどっちが先か後か判断しづらいようなものも出てくると思いますができる限り塗装工程を載せていきたいと思います。

 

クレーテ リペイント
だんだん色が乗ってきて下地が見えなくなってきました。

 

塗装については、効果を狙って塗っていくのですが、その出来映えは塗料同士の混ざり具合などけっこう自然の力で左右される部分もありまして、そこを追求していく感じになります。

 

IMAG1861.jpg
一度組んで様子を見ます。

 

とりあえず、足の甲はかなりいい感じがしていますが、ここからまた表情が変わってくると思います。

 

IMAG1882.jpg
脚に影色を入れていきます。

 

私自身もここからの展開が楽しみです。

 

実はこのクレーテは、なめくじさんからご提供いただいたものなのですが、狙っている仕上りとかなりかけ離れて見えるので、ちょっと心配されているのではないかと私も心配しておりますが最終的には、前作よりいいものになるよう塗っていきますのでご安心(?)ください。

 

よろしくお願いします。

 

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5.ループアンテナとカメラアイ three A社製1/12塗装済完成品クレーテのカスタム&リペイント

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
くるりと丸い部分がループアンテナ

 

機関部から突き出たループアンテナに少し手を加えます。

 

このループアンテナはアクセントとして結構目を引く部分だと思います。

 

根元の部分のディテールが若干粗めで、これはこれで味があるのですが、この部分を削り落として、スプリングを付けました。

 

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
支持部分のディテールを削り落とします。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
径の合うスプリングをあてて…

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
スプリングを通しました。

 

実はこの部分、自作も考えて作ってみたのですがどうもしっくりこなかったのでキットを活かすことにしました。

 

一応、自作の顛末を…

 

まずキットのサイズを粗粗で測ります。

 

鉛筆

 

だいたい鉛筆と同じくらいの太さですね。

 

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
真鍮線を曲げて

 

 

それを目安に目分量で丸くしてみます。

 

いくつか失敗してそれなりに見られるものが出来ました。アルミでも作ってみました。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
左がアルミ 右が真鍮

 

しかし…いまいちですね。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
なんかショボイ…
 

なんというか、いびつなんですよね。ここは素直にキットのものにして正解な気がします。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
ループアンテナ

 

お次はカメラ。

 

クレーテにカメラなんてないじゃん!と言うそこのあなた!

まぁ見ていってください。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
前作 カメラは特にありません…
 

この部分、three A版もインジェクションキットでもただの突起で終わっているのですが、ここにカッコイイカメラというかレンズが付いたらかっこいいでしょう?

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
顔?部分
 

前作ではいいパーツがなかったのですが、いまはハイキューパーツのちょうどいいサイズのいいメタルパーツが出ていますのでそれを使います。

 

例によって、塗装を落とします。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
ヤスリで塗装を剥がします。

 

 

そこにABS専用接着剤でメタルパーツを付けます。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
光沢が見えるのは接着剤です。

 

どうでしょう?

塗装後に、ここにレンズパーツを入れる予定です。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
レンズパーツがきっと映えます。

 

冬季迷彩ということで全体的にマットな仕上がりになると思いますが、アクセントとしてキラリと光る部分があると映えると思います。楽しみです。

 

さらにアンテナも付けてみましょう。

こちらはいきなり、ほぼ完成画像から。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
ちょっとピンボケ気味ですが…
 

キットに付いている物は恐らく太さが1mmですが少し野暮ったいのでここもすげ替えます。

 

0.8mmと1.0mmそして0.5mmの洋白線やピアノ線を用意して当てはめてみました。

 

その中でもっともしっくり来たのが0.5mmの洋白線でした。ちょっと細いくらいの繊細な感じがいいです。

 

キットに挿し込む根元部分にはやはりスプリングを仕込んで密度を高めます。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
ちょっと見づらいですが基部にスプリングのディテール
 

それから今回、戦車などのアンテナを調べていたら意外とアンテナというのは単純な棒ではなくて間に何か挟んでいたりするのがあって、たぶん長いままでは戦場での持ち運びに不便なので釣竿みたいに途中で切り離したり出来るのがあるのでしょう。

 

ということで、細身のパイプを挿し込んでディテールとしました。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
中央に見える金色部分です。

 

そしてその伸びたアンテナを引き留めるワイヤーというか実際は絶縁のためにロープであることがほとんどのようですが、それで結わいて留めました。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
0.25mmの極細ワイヤーです

 

留め具と結ぶ部分にはクランプと言いますか、スプリングを仕込んでピンと張った感じにしました。

 

さて、工作はほぼ終わりまして、次からいよいよ塗装工程に入っていきます。

 

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4.スモークディスチャージャーのパイピング three A社製1/12塗装済完成品クレーテのカスタム&リペイント

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
クレーテ砲塔部分

 

スモークディスチャージャーのパイピングを行います。

 

模型界隈ですとご存知の方も多いかもしれませんがスモークディスチャージャーというのは、平たく言うと発煙弾の発射機構の事で、現用の戦車などにも普通に搭載されています。

 

 

JGSDF_Type74Tank20100418-02.jpg
74式戦車に装備された、74式60mm発煙弾発射機(ウィキペディアより)

 

自衛隊の演習、観閲などでも見られることがあります。

華々しく、規則的に広がる煙が非常に美しくスカッとします。

 

※ ↓ご注意!音が出ます

 

手を加えているこちらのクレーテにも同様にスモークディスチャージャーがついており、すでに「フタ」がありませんので、妄想しますとどこかの戦場で使用した後か、もともと発煙弾が装填されていないという事でしょうか。

 

 

この部分、前作では発煙弾の筒の脇に穴を開け、ボディにも同様に穴を開けてコードを差し込んで完成としました。

当時はこれで満足していたのですが、今こうしてみるとちょっとあっさりしすぎている感があります。

現用のスモークディスチャージャーを見ると筒の横面からパイプが伸びているものは見受けられませんし。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
前作のパイピング

 

この部分を本作ではもっとディテールアップしたいと思います。

 

用意したのは、アドラーズネストのメタルパーツと秋葉原で探してきたジャンクパーツ、それからコードです。

 

IMAG1691.jpg
アドラーズネストのメタルパーツ

 

コード
東急ハンズで購入のコード

 

イエローサブマリン
イエローサブマリン秋葉原店にてジャンクパーツを漁る

 

板状のジャンクパーツにメタルパーツ(パイプ型)を接着して、そこに合わせて開孔してコードを通そうと考えました。

 

IMAG1703.jpg

 

 

 板状パーツにメタルパーツ×3個を接着してピンバイスを当てて穴を開けようとしたところ…

 

うまくいきませんでした!

 

IMAG1704.jpg
うまくいくかと思ったのですが…

 

 金属とプラスティックの接着では固定が甘くメタルパーツが取れてしまいました。
 

やり方を変えて、まず板状パーツに穴を3か所開けました。

定規を使って慎重に位置決めを行います。

 

そしてそのパーツをクレーテ本体に接着します。

 

IMAG1707.jpg
パーツに穴を開けてから改めて接着しました
 

塗装の上からだとしっかりとくっつかないのでやすりがけをしてABS用の接着剤で固定しました。

しっかり接着するために念のため一晩寝かせました。

 

翌日、事前に開けた穴をガイドにして本体にも穴を開けていきます。

しっかりと接着されていました。

穴開け中にせっかく付けたパーツがずるりと動かないように0.5mmのドリルから始めてだんだんと太くして最終的に1mmの穴を開けました。

 

IMAG1706.jpg
筒部分に穴開け

 

スモークディスチャージャーの穴開けをします。

 

まず筒のおしりにあるボルトパーツを切り取りました。

これはメタルパーツに置換されますので精密度はアップするはずです。

 

切った後をヤスリで均した後、穴を開けます。

 

慎重に筒の中心にピンバイスを当てて計6か所開孔しました。

 

次はコードです。

用意したコードにメタルパーツを通してみたのですが思った以上に硬いコードでした。

 

IMAG1709.jpg
用意したコードが硬すぎました
 

ピンセットで穴に通してみたのですが、硬いため曲がり癖が強く自然な感じにならないため、コードを他の素材に切り替えました。

 

柔らかい素材でこちらは良さそうです。

 

IMAG1710.jpg
こちらは色も無難に黒でやわらかさもちょうどいいです
 

コードをメタルパーツにくぐらせ、一端を筒に差し込み、コードの長さを切り詰め、もう一方の端を本体側に差し込みます。

 

IMAG1711.jpg
コードを筒に通して…
 

その後メタルパーツを両端に接着します。

 

6か所同じ作業をして完了です。

 

IMAG1713.jpg
配線完了しました

 

IMAG1712.jpg
反対側も

 

砲塔部分の右サイドはいい意味でのっぺりしているので、この部分の精密感があると疎密の対比でいい感じになるのを期待します。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
こちら側はみっちり機器が詰まっている感じですね

 

次は、機関部のループアンテナをいじりたいと思います。

 

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3.合わせ目消し 腰部装甲の付け替え three A社製1/12塗装済完成品クレーテのカスタム&リペイント

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
砲塔背面の合わせ目にパテを塗ります

 

合わせ目消し作業を続けています。

 

この背面も合わせ目がありますね。デザイン的な部分はいいとして、下方の円筒を横にしたような部分の丸みを帯びた部分と排気(?)網の上方両脇の部分の合わせ目は消します。

 

こちら背面ということもあり、あまり目立つ部分ではありませんが合わせ目を消しておくと砲塔全体の曲面の美しさが際立ちます。

 

この他に砲塔前面のサーチライト。こちらも合わせ目がありますので処理します。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
ガトリング砲の上のライト部分にも合わせ目があります

 

ボディと砲塔の細かい部分も含めて、今回使ったパテがこちら。

 

タミヤ 光硬化パテ
光硬化パテ タミヤ

タミヤの光硬化パテです。

 

こういったパテはたいてい工業利用からの流用、転用ですが

建築関連の知人に聞いたところ、「光で硬化されたら作業がやりづらくてしょうがない」とのことでした。

 

ある程度暗いところか作業時間をかなり手短に済ませなければいけないと考えるとけっこう特殊な用途に使われていそうです。

 

こちらのパテは食い付きもよく、硬化後の硬さは十分ですし、なにより光を当てて硬化するというのが使いやすくて面白い。

普通のパテですと、季節による温度変化や湿気の有無で硬化時間にかなり差が出てきますが、この光硬化パテなら十分な光さえあれば安定して短時間で固まります。

 

というわけでパテを盛り付けた後はクレーテにも日光浴をしてもらいました。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
ハレーションを起こすほどの光量 太陽は偉大です

 

ちょうど天気がよい日だったので大変助かりました。

 

それからやすりも今回新製品を導入したのですがこれが非常に使いやすい。

 

フィルムやすり やすりの親父
フィルムやすり「やすりの親父」

やすりというのは多かれ少なかれ、使い捨てですがこれは持ちがいいですね。

 

やすりをかけるときは水研ぎをします。

水には少量の洗剤を混ぜます。こうすると洗剤の界面活性剤がやすり表面に付着した削りカスを落としてくれます。

 

また削りカスが空気中に舞わないのでそれも都合がいいところですね。

 

パテを塗ったり削ったりして、合わせ目消し作業は無事完了しました。

 

次は腰部装甲の付け替えです。

 

どの部分かというとこちら。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
左右にひとつずつ突き出た腰部装甲

 

腰というか、腿の付け根に突き出た二枚の装甲部分。

 

こちらの付き方がボディ面に対して平行なんです。

特に違和感がないかもしれませんが、ある意味平面的なので、ちょっと付け替えてケレン味を増したいと思います。

 

まずはこの装甲を切り離します。

 

精密ノコギリ タミヤ
精密ノコギリ タミヤ

 

精密ノコギリを使って切り離します。

 

装甲部分はひねればパキッと取れそうですが、実際は強力に接着されています。

 

ちょっと力を加えてみましたが、パーツの方が折れてしまいそうだったので切り離すことにしました。

 

精密ノコギリ
キコキコキコキコキコ…

 

ノコギリの刃が薄いのを利用してボディの曲面に沿わせて刃を反らせて作業します。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
向かって左の装甲が取れました

 

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
切り離した装甲

 

切り離しました。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
逆側も切り離します

 

向かって右側の装甲も同様に切り離します。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
またまた光硬化パテ(硬化後)

 

切り離した後はボディ側の表面がガタガタになったので、パテで整形しました。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
切り離した装甲×2枚 (中央のグレーのチップはこの後で使います)

 

切り離した装甲に工作をして角度を付けます。

 

まずやすりがけをして表面を均しました。

 

作業面を平らにするのとしっかり接着する時のために塗装を落とし素材をむき出しにしました。

 

三角棒
三角棒

 

そこにサイズを合わせた三角棒を接着します。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
三角棒を切り出します

 

三角棒を適度な厚みで切り出して、やすりがけします。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
取り付け位置を決めます。

 

そこに三角棒を接着します。

 

接着だけでは本体に取り付けたときに取れてしまうため、真鍮線で軸を作りました。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
接着&真鍮線で軸を差しました

 

装甲は前作では瞬間接着剤でつけるだけだったのですが、ポロポロ取れてしまっていたのでこれでかなり強度アップすると思います。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
装甲を再接着しました。 AFTER

 

左右の装甲を再度取り付けました。

 

ちなみにBEFOREがこちら

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
BEFORE状態 装甲付け替え前

 

ちょっと撮影角度が違いますが、装甲の付き方が変わったのがお分かりになるでしょうか。

 

平行というか角ばったシルエットだったのがすこし有機的というか、ニュアンスみたいなものが増したと思うのですがいかがでしょうか。

 

それからディテールがちょっとさびしいので追加工作をしました。

 

IMAG1697.jpg
角棒を切り出し、角度をつけたもの

 

角棒を切り出したものを本体と装甲の間に追加しました。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
寸法をすり合わせ

 

寸法を見ながら中心線に沿わせて接着します。

 

切り外したボルトパーツがありましたのでここに接着しました。

 

クレーテ T.W.-47 KROTE Maschinen Krieger ZbV3000 Ma.K. 塗装 リペイント マシーネンクリーガー
装甲付け替え完了です!

 

トラス構造的な雰囲気が出ればと思います。

前面の情報量が増えたのでひとつの見所になればうれしいです。

 

触ってみたところ強度的にもかなり丈夫になりました。

破損の心配はなさそうです。

 

次はスモークディスチャージャーの配線を行います。

この部分は今回の装甲部分同様、前作ではかなりあっさり処理していたので本作では手を加えてがんばりたいと思います。

 

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